あなじゃこ
捕る
潮が引いた干潟の表層をすこし削りとると、無数の穴があります。大きいのではゴルフボールが入りそうな穴でだいたいは500円玉くらいの穴ですね。 |
その穴に習字の筆を指しておくと 、異物感を感じた攻撃的なシャコが敵と思うのか? はたまた障害物とおもうのか、穴から追い出すように筆が重力にさからって浮いてきます。で、浮いてきたところを、筆先とシャコの爪もろともひっこぬくという
単純な遊びです。
産卵時期の関係上、やる気ある奴だけじゃなく、やる気なシャコの場合はすっごい駆け引きの勝負がはじまるわけで、やってみるとはまるのがわかると思うので、ぜひ皆さんもチャレンジを。マニアックな遊びの為、とってる人も少なく
水温が上がり潮の引く5月頃から8月くらいまで東京湾河口付近に、たくさんいるのでエイリアンチックな顔が見てみたいかたはぜひ挑戦を! |
道具
干潟の表面を削るクワやジョレン等、100円ショップで売ってる習字筆を数本(太筆) |
小さいスコップや、指サックもあると優しいよ♪
喰う
味のほうは、いまいちだけど(笑) それでもエビよりもむしろ蟹にちかく、塩湯、味噌汁、素揚げ、パスタ、チリソース、塩焼き等など、若干のえぐみ?もあり、見かけが見かけなもんで色々工夫して食材に使ってます。
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技
ここからは、内緒話です(小声)。ネット事情等の関係なのか、ここ数年で干潟の筆プレイもメジャーになってきましたが、おそらく普通に筆つっこんで遊んでるだけだと、良いとこ30匹くらいが限度かと?あなじゃこ歴20年以上になると、あなじゃこの気持ちなんかわかるもんで(嘘)たくさんの穴の中から、生息してる穴がわかる奥義があるわけで、そーなると、手返しが凄くよくなるわけで、2時間くらいの1回の干潮時だけで、100匹位とれるようなります。 |
あなじゃこのメジャースポットの江戸川放水路河口で、筆遊びするたびに、 獲ってる数を見てくと皆驚いてました。今までも色々な方々に、あなじゃこの筆遊びや情報を流してきましたが、
奥義はそうそう教えてません(笑)
2006 mixi日記より
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過去に友達に紹介し、行った時のレポートです。
http://www.hyouhon.com/odekake/ode_2005/ode_20050626.html
楽しく詳しくまとめてあるので、読んでみてね |
入居巣と空家の区別できると手返し良い
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どろだらけ〜
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ぬかんだ干潟では必要最低限の道具で
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夏場はすぐにデローンとなる
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美味しくなくても、釣りの餌には最適
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食すなら海水の中で泥吐かせ |
丸揚げ
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あなじゃこちりそーす
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塩焼き
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塩湯で
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